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HANBURG

●ドイツ
Federal Republic of Germany

人口●8256万人
面積●35万7013km2
主要言語●ドイツ語
通貨●ユーロ
   1ユーロ=136.68円
1人当たりGNI●2万2740ドル
ヨーロッパ中央部、ほぼ日本に匹敵する面積の連邦共和国。4世紀のゲルマン民族大移動でこの周辺に移住したドイツ人は、神聖ローマ帝国を構成する多数の小公国に分裂していたが、18世紀、プロイセンにより統一されて工業等が発展した。国名は高地ドイツ語で民衆を指す「ドイッチェ」が変化してドイツという
●ハンブルク
Hamburg
 ドイツ北部、エルベ川河口から100km遡って位置するドイツ最大の国際貿易港で、人口は173万人。14世紀からハンザ同盟のもとで発展し、今も当時を偲ばせる歴史的建造物が多い。市の中心街はアルスター湖とエルベ川の中間に発達し、商社や海運会社が進出している。市内の橋の数はベニスやアムステルダムよりも多いといわれている。ブラームス、メンデルスゾーンはここで生まれた。
[図をクリックすると新しいウィンドウでPDFファイルが開きます] HANBURG_MAP
●営業主体
HHA
Hamburger Hochbahn AG(HHA)
Steinstraße 20, D-20095 Hamburg, Germany
TEL:+49-40-3288-4751 FAX:+49-40-3288-4562
URL : http://www.hochbahn.de〈ドイツ語〉
e-mail : Thilo.Eckhardt@hochbahn.de
●地下鉄の概要  ハンブルクの人口は、1880年から1910年までの間に、約50万人から100万人へと倍増し、新たな大量輸送機関の建設が急務となっていた。最初は、普通の鉄道やヴッパタールのようなモノレールの導入が検討されたが、結局は、既に地下鉄の運行を開始していたベルリンを手本とすることとなり、1903年に環状線(現在のU2号線とU3号線の各一部)の建設に着手、その内のBarmbek〜Rathaus間が1912年3月に開業した。その後も建設は順調に進み、同年6月には、完全な環状線17.5km(内地下区間7km)が完成した。
 ハンブルクの地形は起伏に富んでおり、なるべく勾配の少ない路線とするため、市街地は高架で、丘陵部はトンネルで、河川や道路の横断は橋梁で建設されることとなったが、市民にとっては高架鉄道との印象が強く、営業主体の名称もハンブルク高架鉄道会社(HHA)とされた。これらの路線の呼び名が、高架鉄道から地下鉄に変更されたのは、1947年3月以降のことである。
 第2次世界大戦前にも、環状線を起点とする何本かの枝線が建設されたが、現在の路線網の基礎となる主要路線が建設されたのは、戦後の1960年代〜70年代にかけてのことであり、この間の1973年には、環状線がU2号線とU3号線に分割された。なお、各路線が現在の区間になったのは、U3号線が1990年9月、U2号線が1991年3月、U1号線が1996年9月からである。
 また、ハンブルク市には、Sバーンと呼ばれる都心と近郊とを結ぶ数本の路線があり、都心部では、地下鉄と共に稠密なネットワークを形成している。
 地下鉄を運営するHHAは、1911年に設立されたハンブルク市が全株式を所有する株式会社で、バス路線も運営している。
 HHAの呼びかけにより、ハンブルク市では、ドイツで第1号となる運輸連合(ハンブルク運輸連合(Hamburger Verkehrsverbun-des: HVV))が1965年に誕生し、1967年という早い時期から、域内の交通機関を対象とした共通運賃制度が運用されている。なお、HVVは、ハンブルク市やシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州などの自治体が出資して設立された。
ハンブルク地下鉄DT4形車両 提供/日本地下鉄協会
ハンブルク地下鉄DT4形車両 提供/日本地下鉄協会/div>
 ハンブルクの地下鉄は、地形の制約から勾配や曲線の条件が厳しく、東京の銀座線よりやや小型の車両が使用されており、1989年から導入が開始された最新のDT4型の車両の長さは、4両1ユニットで60m、車両幅は2.58mとなっている。また、全保有車両の約半数を占めるDT4型車両には、世界で初めてとなる、消火液の容器とこれに接続するスプリンクラーノズルが装備されている。
 2002年に、Lohsepark〜Rathaus〜Barmbek〜Bramfeldを結ぶU4号線の建設計画が発表された。この路線は、南端部ではロンドンのドックランド地区に似た港湾再開発地区であるHafencityと、市の中心部を結び、その後、Rathaus〜Barmbek間は既設の3号線の軌道を走行し、さらに東北部のBramfeldに至る路線で、2011年以降の開通が計画されている。また、この建設に併せてU2号・3号線のBerliner Tor駅設備の再構築が計画されており、完成の暁には、1912年当時と同様な、完全な環状運転路線が復活する予定である。
●データ 開通年 1912年3月
営業キロ 100.7km
路線数 3
駅数 89
従業員数 1583人
運行時間 4:05〜1:16
運賃制度 ゾーン制
輸送人員 1億7860万人
軌間 1435mm
電気方式 直流750V
集電方式 第三軌条
運転保安 自動閉塞式
最小運転間隔 2分
車両数 803両
列車運転線路 右側

●利用方法 乗車方法◎窓口もしくは自動券売機で乗車券を購入し、ホーム上に設置してある刻印機で打刻して乗車する 運賃◎HVV域内交通機関(Uバーン、Sバーン、バス、トラム、DB近郊線)共通。1.4ユーロ(1・2ゾーン)〜6.25ユーロ(全ゾーン) 乗車券◎普通乗車券、1日乗車券、3日乗車券、定期券(週単位、月単位、長期、特定日)等 旅客案内◎ドイツ語。案内標識は、U1が青、U2が赤、U3が黄と色分けされているが、車両やホームは色分けされていない 利便施設◎ほとんどの駅にエレベーター、エスカレーターが設置されている。また多くの駅にパーク・アンド・ライドの設備がある その他◎(1)古いタイプの車両は半自動式ドアであるため、手動で開ける必要がある (2)平日のラッシュアワー以外の時間帯と土、日、祝日は無料で自転車を車内に持ち込むことができる (3)安全対策等のため、駅と大部分の車両の車内には監視用カメラが設置されており、カメラを設置した車両には「カメラ」の絵が貼ってある (4)週末(金・土)には24時間運転を実施している (5)Hauptbahnhof駅からBarmbek方向に向かうU3号線は、St.Pauli駅まで地上を走行するが、その間、レンガ造りの古い倉庫街やエルベ川の風景を楽しむことができる
プラグドアの車両と駅 提供/日本地下鉄協会
プラグドアの車両と駅 提供/日本地下鉄協会
普通乗車券  55mm×86mm
普通乗車券 55mm×86mm
*社団法人日本地下鉄協会編「最新 世界の地下鉄」より