ドイツ
Federal Republic of Germany
人口●8217万人
面積●35万7022km2
主要言語●ドイツ語
通貨●ユーロ
1ユーロ=128.98円
1人当たりGNI●3万8990ドル
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ヨーロッパ中央部、ほぼ日本に匹敵する面積の連邦共和国。4世紀のゲルマン民族大移動でこの周辺に移住したドイツ人は、神聖ローマ帝国を構成する多数の小公国に分裂していたが、18世紀、プロイセンにより統一されて工業等が発展した。国名は高地ドイツ語で民衆を指す「ドイッチェ」が変化してドイツという。 |
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| ●ミュンヘン München |
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南ドイツ、バイエルン州の州都であり、人口136万人のドイツ第3の都市。宮廷文化の中心地として栄え、多くの美術館、博物館、城に恵まれた文化の街であり、ドイツ最大の観光都市であると同時に活気に満ちた南ドイツ産業の中心地でもある。オクトーバーフェストに代表されるビールの街としても有名である。ミュンヘンの名称は、中世に修道院が築かれ、修道士(メンヘン)から転化したと言われる。 |
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●営業主体
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Stadtwerke München GmbH
Münchner Verkehrsgesellschaft mbH(MVG)
Emmy-Noether-Straße 2, D-80287 Münich, Germany
TEL:+49-89-2191-2152 FAX:+49-89-2191-2412
URL:http://www.mvg-mobil.de〈ドイツ語〉
e-mail:redaktion@mvg.swm.de |
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| ●地下鉄の概要 |
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ミュンヘン市は市内の道路交通渋滞への対応策として、当初はフランクフルトやケルン等と同様に、既存の路面電車路線の都心部分を地下化することを検討していたが、その後、より抜本的な対策として、本格的な地下鉄を建設する方針が決定された。1964年に、最初の路線として現在のU6号線Kieferngarten〜Goetheplatz間12kmの建設を開始したが、間もなく、1972年夏季オリンピックのミュンヘン開催が決定し、建設中のU6号線Münchner Freiheit〜Olympiazentrum(オリンピックセンター)に至る分岐線(現在のU3号線)の建設にも着手することとなった。
U6号線の区間は1971年10月に、U3号線の区間は1972年5月に開業したが、これとほぼ同じ時期に、ドイツ鉄道の子会社が運営するSバーンの市中心部を貫く地下路線(4.2km)も開通し、これが、今日のミュンヘンが、ヨーロッパで最も地下鉄網の充実した都市のひとつに発展する出発点となった。
現在、ミュンヘンでは、地下鉄の路線とSバーンの路線とによる効率的なネットワークが形成され、市内のほぼ全域をカバーしている。この内、地下鉄の路線網は、U1とU2号線、U3とU6号線、U4とU5号線の組み合わせとなっており、いずれの組み合わせも、別々の始端駅を出た2本の路線が、市中心部で合流して同一軌道上を走行し、中心部を出た後は再び枝分かれして、別々の終端駅に到達する方式で、合計6系統が運行されている。また、途中駅での折り返し系統であるU7号線(U1、U2号線を走行)とU8号線(U2、U5号線を走行)が運行されている。このような理由から、都心部の各駅ではプラットホーム(ほとんどが島式ホーム)の同一側に、行き先の異なる2系統の列車が発着することになるので、利用客は、先頭車両の行き先・路線番号の表示や、ホーム上のディスプレーに表示される次発列車の路線番号に注意する必要がある。
地下鉄各線で使用されている車両は、開業当初からのA型車と1988年から導入されたB型車であったが、2002年11月からは、新しくC型車が導入され、現在18編成を保有している。C型車両は、6両1編成で列車長は114.8m、車両幅2.9mで、乗客定員は在来型に比べ約5%多い912人(座席252人)となっており、ベビーカー、自転車、車いす等の専用スペースが設けられている。なお、C型車の導入に伴い、2003年にはA型車両12両が、ニュルンベルク地下鉄に譲渡された。
全線で自動制御方式によるワンマン運転を採用しており、Mari-enplatz駅にある中央制御室で集中管理を行っている。また、プラットホームには、ホームドア等は設けられていないが、全体で900台余りのカメラが設置され、制御室による監視が行われている。
最近の路線の建設状況としては、U1号線の北端部が、2004年10月にOlympia Einkaufszentrum駅まで延伸されたことを受けて、U3号線からも同駅まで2.5kmの延伸工事が進められ、2007年10月に接続が完了した。引き続き2010年の完成を目指し、Sバーン1号線のMoosachに向けて路線の建設工事が進められている。また、U6号線の北端部でも、2006年にGarching-Forschungszentrum駅まで4.4kmの延伸工事が終了した。さらに今後の建設計画として、U4、U5、U6号の各線で、合計約7kmの延伸が公表されている。
地下鉄を運営するMVGは、ミュンヘン市が100%の株式を保有する有限会社で、他に路面電車やバスも運営しているが、財源の4割以上は国、州及び市からの補助金である。
1971年以降、MVGは、ミュンヘン市とその周辺約5500km2の域内の公共交通事業体とともに、ミュンヘン運輸・運賃連合(Münchner Verkehrs und Trarifverbund GmbH: MVV)を結成し、共通運賃・共通乗車券制度を採用している。
MVVの定時運行の確保率は98%超と高率を誇っており、市内ゾーンで20分以上遅延した場合は、1日乗車券料金相当の5ユーロが支払われ、さらに、最終電車に間に合わなくなった場合は、25ユーロを限度にタクシー代が支払われることになっている。

左図:Hauptbahnhof駅に停車中のU2号線A型車両 提供/橋爪智之 |
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| ●データ |
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開通年 1971年10月
営業キロ 93.0km
路線数 6
駅数 94
従業員数 2741人
運行時間 4:30〜1:30
運賃制度 ゾーン制
輸送人員 3億4900万人
軌間 1435mm
電気方式 直流750V
集電方式 第三軌条
運転保安 ATC
最小運転間隔 2分30秒
車両数 584両
列車運転線路 右側 |
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| ●利用方法 |
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乗車方法
◎窓口もしくは自動券売機で乗車券を購入し、ホームなどに設置してある青色の刻印機で打刻して乗車する
運賃
◎MVV域内交通機関共通。2.3〜9.2ユーロ
乗車券
◎短距離区間券、回数券、1日乗車券、3日乗車券、定期券(週単位、月単位)等
旅客案内
◎ドイツ語のみ。総合案内所がMarienplatz駅とPoccistraße駅(いずれもU3、6号線)にある
利便施設
◎一部の古い駅を除きエレベーター及びエスカレーターが設置されており、古い駅でも順次設置が進められている。Fröttmaning駅(U6号線)をはじめ多数の駅に、大規模なパーク・アンド・ライドの施設が設置されている。Scheidplatz駅(U2、3号線)とInns-brucker Ring駅(U2、5号線)では、同一ホームでの同一方向への乗換えが可能である
その他
@古いタイプの車両のドアは半自動式で、ボタン又はハンドルを操作してドアを開ける
A犬を連れて乗車できるが、2匹目からは別に子供料金と同額の「犬券」が必要である
B閑散時には自転車を乗せることができる 〈中田晴康〉
地下鉄資料もあるドイツ博物館
世界最大級といってよい技術博物館で、地下鉄に関する資料も展示している。
住所はMuseumsinsel 1.80538 München TEL:+49-0892-1791
「地下鉄運転体験」はいかがですか?
MVGでは、職業訓練用施設を利用し、予約制で一般市民を対象とした地下鉄運転体験講習を実施している。1回の講習は4人1組で、所要3時間、料金は116ユーロ。
申込みはTEL:+089-2192-6604まで。 |
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| *社団法人 日本地下鉄協会 「世界の地下鉄 -151都市のメトロガイド-」より |