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MOSKVA

●ロシア
Russian Federation

人口●1億4412万人
面積●1707万5400km2
主要言語●ロシア語
通貨●ルーブル
    1ルーブル=4.95円
1人当たりGNI●2130ドル
極東アジアからヨーロッパまでのユーラシア大陸の北部を占める世界最大の面積(日本の45倍)を有する連邦共和国。9世紀にバイキングのルーシ族によってノブゴロド、キエフ両公国が建国され、総称して国名がルシアとなった。1917年の革命により世界初の社会主義国家ソビエト連邦を建国し、アメリカと2大国時代を築いたが、20世紀末に崩壊し、旧構成各国によりCIS(独立国家共同体)を創設した。
●モスクワ
Moskva
 モスクワ河畔の森の中に広がる1147年に築かれた都市で、ロシアの政治、文化、科学、工業の中心都市。かつてはソビエト連邦の首都であり社会主義国家群の心臓部であったが、1991年の8月革命によりその地位は大きく後退した。人口は1125万人。金属、機械、化学、車両などの工業も盛んで、モスクワ・コンビナートの中心地。クレムリン宮殿を軸に、街路は放射状に延び、ボリショイ劇場、聖ワシーリー寺院、トレチャコフ美術館、国立歴史博物館などがある。
[図をクリックすると新しいウィンドウでPDFファイルが開きます] MOSKVA_MAP
●営業主体
Moskovski Metropoliten
Moskovski Metropoliten
41 Prospekt Mira, Moskva 129100, Russia
TEL:+7-095-288-0188 FAX:+7-095-288-0288
URL : http://www.mosmetro.ru〈ロシア語〉
●地下鉄の概要  最初の開通は1935年5月、1号線Sokoljniki〜Park Kuljtury間9.5km及びその分岐線(3号線)Kaliniskaya(現Arbatskaya)〜Smolenskaya間2.1kmの合計11.6kmであった。
 モスクワの地下鉄は、旧ソ連時代の「国家5ヵ年計画」により建設が進められ、運営は市地下鉄公社が担当している。最初の建設計画は1931年に決定され、1932年に着工された。計画にあたっては、ロンドン、ニューヨーク、パリ、ベルリンの各地下鉄からの技術支援を得たが、設計、建設は旧ソ連邦の技術者により行われた。計画路線網は放射線と環状線から構成され、市内と郊外を結ぶとともに、長距離幹線鉄道の始発駅と接続されていたが、国鉄路線等との相互直通運転の計画はなかった。地下鉄建設は第2次大戦中も続行された。
 北西線及び北東線の放射線は1948年に完成し、環状線は1950年から順次開通し1954年に完成した。建設にあたっては、シールド工法(シールドの直径6.1m)が採用された。トンネルの深さは、市中心部で30.5〜39.6m(最深部は100m)、郊外地域で4.0m〜6.1mといわれている。
 1968年には環状線でATO運転を開始した。1963年製のE形車両から、弾性車輪を使用している。また、3相交流式6両編成試作車両を1996年から2年間の試運転を行い、実用に入った。
 輸送量増加に対処するため、85秒間隔運転を目標に2線でATC化を図っている。また、6路線でワンマン運転を実施している。駅部の集中暖房設備、駅出入口に二重ドアを設けるなど防寒対策を採用している。モスクワの全交通量のうち、地下鉄のシェアは59%と言われている。また、モスクワの地下鉄の年間輸送人員は世界一である。
最新式のサイリスタ制御、交流電動機付車両 提供/小池房雄
最新式のサイリスタ制御、交流電動機付車両 提供/小池房雄
1938年に建設されたKomsomoljskaya駅は、内装に大理石を用い、照明はシャンデリアで、美しさと豪華さの点において、モスクワ地下鉄の駅の中でも一二を争う 提供/秋山芳弘
1938年に建設されたKomsomoljskaya駅は、内装に大理石を用い、照明はシャンデリアで、美しさと豪華さの点において、モスクワ地下鉄の駅の中でも一二を争う 提供/秋山芳弘
●データ 開通年 1935年5月
営業キロ 275.6km
路線数 12
駅数 170
従業員数 3万2052人
運行時間 5:45〜1:15
運賃制度 均一制
輸送人員 32億人
軌間 1520mm
電気方式 直流825V
集電方式 第三軌条
運転保安 ATC/自動閉塞式
最小運転間隔 1分30秒
車両数 4312両
列車運転線路 右側

●利用方法 乗車方法◎出札窓口で磁気式乗車券を購入し、自動改札機に投入して乗車する 運賃◎13ルーブル均一 乗車券◎普通乗車券、5回券、10回券 旅客案内◎ロシア語 利便施設◎地下深くに建設された駅が多いため、高速のエスカレーターが設備されている(速度は毎分60mで日本の2倍) その他◎(1)エスカレーターでいったん出口に向かうと、改札を出て、改めて乗車券を購入しない限りホームに戻れない (2)運転間隔を短くするために、列車の加減速度が大きい
カード式乗車券  54mm×85mm
カード式乗車券 54mm×85mm
列車は6両編成(Novoslobodskaya駅)提供/秋山芳弘
列車は6両編成(Novoslobodskaya駅)提供/秋山芳弘
*社団法人日本地下鉄協会編「最新 世界の地下鉄」より