ワシントン

アメリカ
United States of America

人口●3億1466万人
面積●982万6675km2
主要言語●英語
通貨●ドル
1ドル=92.55円
1人当たりGNI●4万6040ドル
アメリカ北アメリカ大陸中央部に広がる日本の25倍、世界第4位の面積を持つ連邦国家。16世紀からヨーロッパ各国により植民が進められ、18世紀の独立戦争により独立、その後テキサス共和国の併合、米墨戦争、アラスカ購入等により面積を拡大した。住民はイギリス系を中心として人種の坩堝、モザイク等と呼ばれている。世界最大のGDPを持ち、世界のリーダーとしての役割を果たしているが、国連やヨーロッパ諸国との対立も指摘されている。

●ワシントン Washington D.C. 独立戦争後、アメリカの首都として建設された人口59万人の街で、居住者の70%がアフリカ系である。政治的にはコロンビア特別区と呼ばれ、世界の政治の中心地となっている。街路は放射状と碁盤目状の組み合わせからなっており、市内面積に占める道路率、ポトマック公園等緑地面積が全米でも第1位となっている。ホワイトハウス、スミソニアン博物館等見所は数多い。なお、犯罪発生率も全米で最大級である。

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BEIJING_MAP

●営業主体



Washington Metropolitan Area Transit Authority(WMATA) Washington Metropolitan Area Transit Authority(WMATA)
600 5th Street NW, Washington, DC 20001, USA
TEL:+1-202-962-1234 FAX:+1-202-962-1133
URL:http://www.wmata.com〈英語〉

●地下鉄の概要 ワシントンの最初の地下鉄は、1967年にレッドラインのFarragut〜Rhode Island Ave間6.8kmで建設を開始し、1976年3月に開通した。その後も、ブルーライン(1977年)、オレンジライン(1978年)、イエローライン(1983年)、グリーンライン(1991年)と開業を重ね、今日では5路線89駅、路線延長169.5km(うち地下部分83km)の路線網を有し、アメリカ合衆国ではニューヨークに次いで利用者数の多い地下鉄へと発展を遂げた。

各路線は、いずれも郊外から出て都心を貫通し、反対側の郊外に達しており、都心部の各政府機関や郊外のワシントン国際空港等、首都機能に必要な施設や地域を効果的につないでいる。また、路線網はワシントンD.C.だけでなく、隣接のメリーランド州、バージニア州の一部地域もカバーしている。

レッドラインを除く4路線は、ドイツのミュンヘン地下鉄などと同様に、都心区間では他の路線と同一の軌道を走行する形態となっているため、乗り換えが少なくて済むことに加え、駅間距離の適正化による時速120km/hを超える最高速度での運行、車長22.8m、車幅3.05m、片側6扉の大型車両の導入、全体の約半数の駅へのパーク・アンド・ライド施設の設置など、利用者にとって利便性は極めて高く、世界的に見ても、非常に優れた地下鉄システムの一つにあげられる。

なお、列車の運行は、コンピュータ制御による自動運転で、乗務員1人が乗務しているが、ドアの開閉と駅名のアナウンスが主な業務となっている。

現在、オレンジラインのEast Falls Churchからダレス国際空港に至る、シルバーラインと名付けられた新線(37km)の建設が進められており、このうちバージニア州のWiehle Avenue駅までの区間は2013年に、ダレス国際空港までは2015年に完成する予定となっている。

地下鉄を運行しているWMATAは、連邦政府、ワシントンD.C.、バージニア州、メリーランド州が設立した合資会社であり、ワシントンD.C.及びバージニア州、メリーランド州内で、地下鉄とバスを運行している。

Weekly Short Trip Pass 85mm×54mm アムトラックと接続するUnion Station駅を出る電車。電車の発着時には、注意喚起のためにホーム端に埋め込まれたランプの明るさが周期的に変化する 提供/須澤浩之

左図:Weekly Short Trip Pass 85mm×54mm
右図:アムトラックと接続するUnion Station駅を出る電車。電車の発着時には、注意喚起のためにホーム端に埋め込まれたランプの明るさが周期的に変化する 提供/須澤浩之

●データ 開通年 1976年3月
営業キロ 171.6km
路線数 5
駅数 86
従業員数 3264人
運行時間 5:30〜0:00
運賃制度 距離制
輸送人員 2億2290万人
軌間 1435mm
電気方式 直流750V
集電方式 第三軌条
運転保安 ATO/ATP/ATC/ATS
最小運転間隔 5分
車両数 1130両
列車運転線路 右側

●利用方法 乗車方法
◎自動券売機でフェアカード、スマートリップカード等を購入し、自動改札機に通して乗車する

運賃
◎1.65〜4.50ドル。平日閑散時と土・休日には1.35〜2.35ドル

乗車券
◎フェアカード(紙製の磁気カードでデポジット式)、スマートリップカード(プラスチック製のIC式スマートカード。駐車場料金の支払いも可)、1日パス、1週間パス、ショートトリップパス等

旅客案内
◎英語のみ

利便施設
◎@総計600台のエスカレーターが設置されている
A車両と地下駅の双方に空調設備を導入したのは、ワシントン地下鉄が世界で最初であるといわれている

その他
@列車の運行時間は、月〜木曜日が5:00〜24:00、金曜日は5:00〜翌日3:00、土曜日は7:00〜翌日3:00、日曜日は7:00〜24:00となっている
AレッドラインのWheaton駅に設置されているエスカレーターは、世界の地下鉄で最も長い(約70m)ものの一つとされている 〈左近嘉正〉

ワシントン地下鉄の駅建築
ワシントンの地下駅は、いずれも巨大な駅空間を有しており、その全体を覆う格子模様の壁面とアーチ型の丸天井、さらに、壁面又は上・下線の軌道の間の空間(相対式ホームの場合)から天井に投射されるサーチライト式の間接照明で有名である。これらの駅構築物は、アメリカ建築家協会による「アメリカの人気建造物」のリストにも掲載されている。

アメリカ合衆国議会地下鉄
Congressional Subway(アメリカ合衆国議会地下鉄)は、首都ワシントンD.C.にある連邦議会議事堂と上下両院の議員会館とを結ぶ地下鉄。この地下鉄の利用者は、議員・議会関係者・職員などに限られ、料金は無料。議事堂と上院議員会館を結ぶ2つの路線と、議事堂と下院議員会館を結ぶ路線の3路線がある。

South Ferry駅の可動式ホーム
1・9号線の南端のターミナルである同駅では、折り返しのためのループ線上に沿って曲線のホームがあり、乗降口との間に生じる大きな隙間を、可動式のホームでカバーしている。

*社団法人 日本地下鉄協会 「世界の地下鉄 -151都市のメトロガイド-」より