一般社団法人 日本地下鉄協会

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ミュンヘン(München)


ドイツ
Federal Republic of Germany

人口●8265万人
面積●35万7022km2
主要言語●ドイツ語
通貨●ユーロ
1ユーロ=134.92円
1人当たりGNI●4万5170ドル

ヨーロッパ中央部、ほぼ日本に匹敵する面積の連邦共和国。4世紀のゲルマン民族大移動でこの周辺に移住したドイツ人は、神聖ローマ帝国を構成する多数の小 公国に分裂していたが、18世紀、プロイセンにより統一されて工業等が発展した。国名は高地ドイツ語で民衆を指す「ドイッチェ」が変化してドイツという。

ミュンヘン München

南ドイツ、バイエルン州の州都であり、人口138万人(2012)のドイツ第3の都市。宮廷文化の中心地として栄え、多くの美術館、博物館、城に恵まれた文化の街であり、ドイツ最大の観光都市であると同時に活気に満ちた南ドイツ産業の中心地でもある。オクトーバーフェストに代表されるビールの街としても有名である。ミュンヘンの名称は、中世に修道院が築かれ、修道士(メンヘン)から転化したと言われる。

営業主体

Münchner Verkehrsgesellschaft mbH(MVG)
URL:http://www.mvg.de

路線図

※クリックで拡大します。

地下鉄の概要

ミュンヘン市は市内の道路交通混雑の対応策として、当初はフランクフルトやケルンと同様、既存の路面電車路線の都心部分を地下化することを検討していたが、その後、より抜本的な対策として、本格的な地下鉄を建設することとした。地下鉄を運営するMVGは、ミュンヘン市が100%の株式を保有する会社で他に路面電車やバスも運営しているが、運営費の4割以上は国、州及び市からの補助金で賄われている。1971年以降、MVGはミュンヘン市とその周辺地域の交通事業者と共に、ミュンヘン運輸・運賃連合(MVV)を結成し、共通運賃・共通乗車券制度を採用している。
最初の開業は、翌年に夏季オリンピック開催を控えた1971年10月、U6号線のKieferngarten ~ Goetheplatz 間、続いて1972年5月、U3号線のMünchner Freiheit ~ Olympiazentrum(オリンピックセンター)間である。これと同時期にドイツ鉄道の子会社が運営するSバーンの市中心部を貫く地下路線も開業し、これが今日ミュンヘンが地下鉄網の充実した都市のひとつに発展する出発点となった。現在ミュンヘンでは、地下鉄路線とSバーンの路線とによる効率的なネットワークが市内ほぼ全域をカバーしている。地下鉄路線のうち、U1とU2、U3とU6、U4とU5号線は、都心部でそれぞれ同一線路を共用している。なお、U7とU8は、混雑時のみ他路線上をまたいで運行する系統である。
全線で自動制御によるワンマン運転を実施しているが、ホームドアは設けられておらず、監視カメラにより制御室から監視している。MVVは定時運行の確保率が非常に高く、市内ゾーンで20分以上遅延した場合には、10日以内に申請すれば1日フリーパス相当の6.2ユーロが、また、乗換の最終電車に間に合わなかった場合には25ユーロを限度にタクシー代が支払われる。
将来計画としては、U6が南方へ建設中であり、U4を東方へ、U5を西方へそれぞれ延伸される計画がある。


C型車両の車内
提供/丹生明子


最新型のC型車両(Feldmoching 駅)
提供/丹生明子

データ

開通年1971年10月 軌間1435mm
営業キロ94.2km電気方式直流750V
路線数6 集電方式第三軌条
駅数102 運転保安ATC
運行時間4:30~1:30 最小運転間隔2分30秒
運賃制度ゾーン制 列車運転線路右側
輸送人員99万人/日(2010)   

利用方法

運賃

ゾーン制(2.6ユーロ~、MVV域内共通運賃)

乗車券

区間券、フリーパス(1・3日)等

旅客案内

ドイツ語

その他

①犬を連れて乗車できるが2匹目からは子供料金と同額の犬券が必要
②閑散時には自転車を乗せることができる

*一般社団法人 日本地下鉄協会 「世界の地下鉄ビジュアルガイドブック」より

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