一般社団法人 日本地下鉄協会

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ワシントン(WASHINGTON)


アメリカ
United States of America

人口●3億2258万人
面積●982万6675km2
主要言語●英語
通貨●ドル
1ドル=120.37円
1人当たりGNI●5万2340ドル

北アメリカ大陸中央部に広がる日本の25倍、世界第4位の面積を持つ連邦国家。16世紀からヨーロッパ各国により植民が進められ、18世紀の独立戦争によ り独立、その後テキサス共和国の併合、米墨戦争、アラスカ購入等により面積を拡大した。住民はイギリス系を中心として人種の坩堝、モザイク等と呼ばれてい る。世界最大のGDPを持ち、世界のリーダーとしての役割を果たしているが、国連やヨーロッパ諸国との対立も指摘されている。

ワシントン Washington D.C.

独立戦争後、アメリカの首都として建設された人口65万人(2013)の街で、居住者の70%がアフリカ系である。政治的にはコロンビア特別区と呼ばれ、世界の政治の中心地となっている。街路は放射状と碁盤目状の組み合わせからなっており、市内面積に占める道路率、ポトマック公園等緑地面積が全米でも第1位となっている。ホワイトハウス、スミソニアン博物館等見所は数多い。

営業主体

Washington Metropolitan Area Transit Authority(WMATA)
URL:http://www.wmata.com

路線図

※クリックで拡大します。

地下鉄の概要

ワシントンの最初の地下鉄は、1967年にレッドラインの Farragut ~ Rhode Island Ave 間6.8kmで建設を開始し、1976年3月に開通した。その後ブルーライン(1977年)、オレンジライン(1978年)、イエローライン(1983年)、グリーンライン(1991年)と開業を重ね、2014年7月にシルバーラインを開業した。その結果今日では6路線の路線網を有し、アメリカ合衆国ではシカゴと肩を並べる 利用者数の多い地下鉄へと発展を遂げた。
各路線は、いずれも郊外から出て都心を貫通し、反対側の郊外に達しており、都心部の各政府機関や郊外のワシントン国際空港等、首都機能に必要な施設や地域を効果的につないでいる。また、路線網はワシントン D.C. だけでなく、隣接のメリーランド州、バー ジニア州の一部地域もカバーしている。
レッドラインを除く4路線は、都心区間では他の路線と同一の軌道を走行する形態となっているため、乗り換えが少なくてすむ。 また、ピーク時割増運賃制を導入している。
現在、シルバーラインの延長工事の建設が進められており、ダレス国際空港までは2018年に完成する予定となっている。
地下鉄を運行している WMATA は、連邦政府、ワシントン D.C.、メリーランド州、バージニア州が設立した合資会社であり、ワシントン D.C. 及びバージニア州、メリーランド州内で、地下鉄とバスを運行している。


ワシントン地下鉄初の日本製車両
提供/川崎重工業株式会社


Amtrakの駅と結節しているレッドラインのUnion Station駅
提供/秋山芳弘

データ

開通年1976年3月 軌間1435mm
営業キロ189.9km電気方式直流750V
路線数 6 集電方式第三軌条
駅数95 運転保安ATO/ATP/ATC/ATS
運行時間 5:30~0:00 最小運転間隔5分
運賃制度 距離制 列車運転線路 右側
輸送人員 60万人/日(2012)   

利用方法

運賃

2.15~5.90ドル。平日閑散時と土休日には1.75 ~ 3.60ドル

乗車券

フェアカード、スマートリップカード等

旅客案内

英語

その他

①車両と地下駅の双方に空調設備を導入したのは、ワシントン地下鉄が世界で最初であるといわれている
②レッドラインの Wheaton 駅に設置されているエスカレーターは、世界の地下鉄で最も長い(約70m)ものの一つとされている

ワシントン地下鉄の駅建築

ワシントンの地下駅はいずれも巨大な駅空間を有しており、その全体を覆う格子模様の壁面とアーチ型の丸天井、さらに、壁面または上・下線の軌道の間の空間(相対式ホームの場合)から天井に投射されるサーチライト式の間接照明で有名である。これらの駅構築物は、アメリカ建築家協会による「アメリカの人気建造物」のリストにも掲載されている。

アメリカ合衆国議会地下鉄

Congressional Subway(アメリカ合衆国議会地下鉄)は、首都ワシントンD.C. にある連邦議会議事堂と上下両院の議員会館とを結ぶ地下鉄。この地下鉄の利用者は、議員・議会関係者・職員などに限られ、料金は無料。議事堂と上院議員会館を結ぶ2つの路線と、議事堂と下院議員会館を結ぶ路線の3路線がある。最新の路線は鉄車輪式リニアモーターカーで自動運転。

*一般社団法人 日本地下鉄協会 「世界の地下鉄ビジュアルガイドブック」より

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